お憑かれ様でございます、ジョニーでございます。
毎回オシャレなお城をナントカ紹介しております、この「建て、建つんだ城」。
今回は山陰にそびえる、日本有数の名城、松江城を取り上げます。
まず、松江ってどこにあるか、ご存知でしょうか?(苦笑)
広島県の北で、なんだか出っ張ったところのある方の県、
砂漠・・・・のないほうの県(笑)、
島根県の県庁所在地です!!
・・・あれ?いまいち伝わりが悪い気がしますね。
いい街なんですよ〜、美味いものあるし(松江牛、しじみ、かに、などなど)、温泉も中心街からすぐにあるし、街もきれいだし。
なにより、そう。これはすごいです。
ナント、ストUのリュウのステージのモデルです!!!
そう、そうなんですよ。カプコンもなかなか分かっていると見受けしますが、
あのストリートファイターのステージにもなった城なんですよ。
ほら、なんだかちょっと親近感でがんしょ?
この城、実はかなり魅力たっぷりで、まぁ、これから徐々にご説明差し上げますけれども、
とにかくス・テ・キなんざます!!
まずはこの城、そう、中国地方といえば毛利家!!
・・・・が、関が原で負けて、その後ww
堀尾忠氏という人が、やっぱり山城である月山富田城から、平和な時代には即さない(詳しくは広島城の回をご覧ください)ということで平らな土地に城を築くことにした、これが松江城の始まりなんですな。
当時はまだ寒村で名前がなかったこの土地に、中国の「淞江」というそれはそれは美しい場所にちなんで「松江」という名前がつけられ、宍道湖を見渡せる、そりゃあ美しいったらないような城下町ができたわけです。
その後、なんだかんだといってこの城を継いだのが松平直政。ご存知ですか?そう、松本城の藩主の、あのお方です。
その後明治維新まで、この松平家の政治がこの松江で続くってんですから、なかなかのものでがしょ?
特に特筆すべきは第7代の治郷。このお方は大層に風流(笑)な方で、藩財政を倹約と重税で切り抜けたと思いきや、あまったお金で高価な茶道具を買いあさるほどの風流(笑)ぶり。
自分で不昧(ぶまい)と号し、不昧流という茶の流儀まで作ってしまう徹底振りなんですから、こりゃあ風流(笑)にもほどがあります。
その後、明治8年(1875)、もはやその役割を終えた松江城が立て壊されるかもしれないときに、旧藩士高城権八、坂田村(斐川町)の豪農勝部本右衛門らの集めた献納金のおかげでその解体をくいとめた松江城。
ほんっと、今の城があるのは彼らのおかげです。
さて、そんなちょびっといい話をご提供した後ではなんですが、
このお城のオイシイところをご案内いたします。
先ほどご案内した「ストU」のステージのモデルとなった以外にも、
・船で城を見渡せる
・日本三大湖城のひとつ
・桜がキレイ
などの魅力があります。
是非、茶の文化の根付くこの街で、風流な時間をすごしたいものですな。
それでは本日はこのへんで。
お相手はジョニーでございました。
おあとがよろしいようで。