ナントカと人(β)



会社の備品でGTD ツトムハックスver2


最近、「〜ハックス」が流行ってるというのは、前回お話しました。
実は、もう一つ、こちらはもっと実践レベルを意識して学ぶビジネスマンに流行っている言葉があります。


それが、「GTD 〜Getting Thing Done.〜」


最小限の労力で、最大限の成果を発揮するため、リラックスした「何でも来い」の状態を作り出し、仕事とプライベートをコントロールすること。
仕事を成し遂げるための技術


これをGTDというそうです。(参考:デビッド・アレン『READY for ANYTIHG』)
このGTDのために最も必要なのは、頭の中をスッキリさせること。


そこで、今回、みなさんにおすすめするライフハックスは、今、頭の中にあるチェック項目を整理するために、「自作ツール」を作るということです。
その中でも会社の備品だけで作れる、スケジュール管理、タスク管理に役立つツールをご紹介したいと思います。





・ 何故、自作なのか


まず、お話ししなくてはならないのは、「なぜ自作するのか」ということです。


スケジュールなら、手帳を買えばいいじゃん。
とか、メモじゃあかんのかいなんて言葉が聞こえて
きそうですが、あえてここは言わせていただきます!



カス…じゃなくて、まさにその通りだと。



確かに、きちんと買ったものを活用できる人ならいいんです。
(実はこの買い物方法にもコツがあるのですがそれは次回に)

でも、僕のような「三日坊主」「めんどくさがり」「飽きっぽい」人はいくらノートや手帳でカッコつけても続かないものなんです。
(僕みたいな人は他にもいるはず!挙手!)


そういう人に必要なのは、


愛着


です。

ツールへの愛着があれば、やらなきゃではなく、「やろう」という前がかりな気持ちになるため、長続きするものなのです。
だから、自作というわけです。





・ 頭の中をカラッポにするツール

「GTD」実現のために一番必要なのが、細かいタスクに囚われないこと
というわけで、今回作ってみるのは、タスクスケジュール管理に役立つ、
二種類のカレンダー型タスクツールです。




【part1〜月次カレンダー風シート〜】

monthlyhack.jpg.jpg(16980 byte)

エクセルかなんかで、一ヶ月が一枚の紙で見れるようなシートを作ります。
これをデスクの見えるところに貼って(磁石がオススメ。取り外しが簡単に出来るため)、比較的大局的な用事や目標、アポイントなどを書き込んでいきます。
期限などを逆算した日付を後ろから振っておくのも効果的。




【part2〜週次の予定表〜

weeklyhack.jpg.jpg(20774 byte)

一週間(僕は平日の五日間分のみ)の予定が一枚で見れるカレンダー風シートを作ります。
そして、これに、「付箋」でちょっとした仕事をいっぱい張っていきます。
これは、どんなに下らない仕事でもいいですし、
仕事以外のことでも何でもかまいません。
買い物とか、ブログ更新とか、そんなので全然かまわないのです。
仕事であれば、アポとか、データ作成とか、誰々にメールとかそんなんでかまいません。
思い出すためのメモとして使うくらいでいいです
そして、終わった仕事の付箋ははがして捨ててしまいましょう。
付箋がなくなれば、今日のあなたのタスクは終了です。
あとは、有意義に時間を使ってください。



このどちらも、すぐ見れ、すぐ書き込めるところに置いておくのがポイントです。
この二つを使うことで、こんな効果が得られます。



このツールを使うことで得られるであろう効果

  • 月次カレンダーで、進捗状況をリアルな肌感覚で知ることができる。
  • 目標に対しての見直しが簡単に可能。
  • 「あれやったっけ?」や、「なんかやってないことがある気がする!」といった、焦りを感じなくて済むので、常に気持ちはリラックス。
  • 焦ったり、せかせかしたりという労力を削減できるので、その分クリエイティブな時間やプライベートに力を裂ける。


とくに、週次のカレンダーと付箋の組み合わせによる、
精神の安定効果は驚異的!


僕の考えとして、メモを取ることは、「覚えておくため」ではなく、

「忘れるためだ」という考えがあります。

頭で覚えれることには、限りがありますよね。
それを外部メモリで補っていくようなイメージです。
頭で覚えず、それを外部に記録しておくことで、
頭をスッキリさせることができるのです。
考えるべきこと、頑張るべきことに力をさけるように、外部記録メディアとしての付箋と週次カレンダーを活用してください。


頭は記録するためではなく、考えるために使いましょう。
記録は自作の外部記録ツールに任せてしまいましょう。


これは、僕が作ったツールということであくまで、一例です。
あなたにピッタリのツールがもっと他にあるでしょう。
さあ、あなた仕様の自作ツールを作ってみて!

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